2. 試 験 結 果
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測定項目
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条件 区分
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計測項目
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試 験 結 果
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車 輌 の 逸 脱 防 止 性 能
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防護柵の 強度性能
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A
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防護柵の損傷
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○ |
大型貨物車が突破しない強度を有する。 |
・ |
複合ビームに割れ、表面上のめくれ、鋼ビームに弾性変形、支柱およびブラケットの一部に塑性変形が見られたものの、
主要部材または構成部材間の取り外れ等はなく、連結保持されている。 |
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防護柵の 変形性能
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A
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最大進入行程
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○ |
車両の進入行程が 1.10m 以下である。 |
・ |
最大進入行程は390mmであり、この値は「性能規定値」以下である。
( 防護柵の最大残留変位量は 748mm ) |
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車両の安全性
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B
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車両重心加速度
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○ |
10ms 移動平均値が 90m/s2/10ms 未満である。 |
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車両の誘導性能
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共通
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車両の挙動
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○ |
車両は防護柵に衝突後、横転などを生じない。 |
・ |
衝突条件A、Bともに車両は衝突後、横転・転覆することなく誘導されている。 |
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共通
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離脱速度
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○ |
離脱速度は衝突速度の6割以上である。 |
・ |
衝突条件A:衝突速度の 63.1% (20.2km/h) |
・ |
衝突条件B:衝突速度の 83.7% (50.5km/h) |
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共通
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離脱角度
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○ |
離脱角度は衝突角度の6割以下である。 |
・ |
衝突条件A:衝突角度の 27.7% (3.90 度) |
・ |
衝突条件B:衝突角度の 60% (12.6 度) |
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構成部材の 飛散防止性能
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共通
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部材の飛散状況
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○ |
車両衝突時に防護柵構成部材の飛散が見られない。 |
・ |
衝突条件A、Bともに構成部材の複合ビームの木部に割れ、その他部材に塑性変形(衝突条件A)が見られたものの、
取り外れ飛散などはなく軽微であり、一体構造を保持している。 |
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